数学なしで受けられる!情報で出願できる文系向け私立大学【2027年度入試】

数学なしで受けられる!情報で出願できる文系向け私立大学【2027年度入試】 まとめ(大学一覧系)

「数学は苦手だけど、情報は意外と解ける」

そんな文系の人に知ってほしいのが、私立大学の入試では情報が数学の代わりになることが多い、ということです。

2027年度入試では、数学を使わず、国語・英語・地歴公民に情報を加えた科目で出願できる私立大学が400校以上あります。この記事では、文系の人が情報を使って受験できる入試の形と、主な大学を紹介します。

数学なしで出願できる大学は422校

今回は、国語・日本史・公共と政治経済・英語・情報Ⅰを受け、数学と理科は使わない文系の受験生を想定して集計しました。この科目で出願できる私立大学は422校、学科の数では約2,900です。

入試の形大学数学科数
共通テスト利用416校約2,900学科
個別試験56校約360学科

※両方を実施する大学が重複しているため、合計は一致しません。

ほとんどが共通テスト利用です。共通テストで情報Ⅰを受けておけば、数学を使わなくても出願先が大きく広がります。そのうち214校には、情報の比重が半分以上になる方式もあります。

よくある3つの科目パターン

文系の人が情報を使える入試は、大きく3つのパターンに分かれます。

1つ目は、好きな教科を2つ選ぶ型です。国語・地歴公民・数学・理科・英語・情報の中から、得意な2教科で勝負できます。英語と情報、国語と情報のような組み合わせも作れるので、情報が得意な人にはいちばん有利な型です。

2つ目は、国語と英語が必須で、残り1教科を地歴公民・数学・理科・情報から選ぶ文系3教科型です。私立文系の王道の形で、この「残り1教科」に情報を充てられます。日本史か情報のうち、点数の高い方を使う方式もあります。

3つ目は、英語が必須で、他の教科から1、2教科を選ぶ型です。英語が得意な人なら、英語と情報の2教科で受けられる場合もあります。

情報を使える文系学部の例

文系学部で情報を使える主な大学を、各大学で情報の比重が高い方式で並べました。「共テ」は共通テスト利用、「個別」は大学独自の試験です。

大学所在地学部の例入試の形科目情報の比重
昭和女子大東京グローバルビジネス、人間社会、国際共テ英語資格+情報などから1教科100%
麗澤大千葉外国語、経済、経営、国際共テ+個別情報などから1教科100%
安田女子大広島文、現代ビジネス、教育、家政共テ+個別共テ2教科+個別1教科75%
龍谷大京都経済、環境サステナビリティ共テ+個別情報などから1〜2教科50%
京都産業大京都文化共テ英語+情報などから1教科50%
摂南大大阪法、経済、経営、現代社会共テ情報などから2教科50%
追手門学院大大阪文、法、経済、経営共テ国語+情報などから1教科50%
愛知大愛知文、現代中国、法、地域政策共テ情報などから2教科50%
中部大愛知人文、教育、国際関係共テ情報などから2教科50%
日本福祉大愛知総合政策、経済、社会福祉、国際共テ情報などから2教科50%
獨協大埼玉外国語、法、経済、国際教養共テ英語+情報などから1教科50%
武蔵野大東京教育、人間科、法など個別英語+情報などから1教科50%
駒澤大東京仏教個別国語・英語+情報などから1教科50%
立正大東京法、経営、社会福祉など個別英語・情報+地歴・公民などから1教科50%
熊本学園大熊本外国語、商、社会福祉共テ国語・英語+情報などから1教科50%
立命館大京都経営、産業社会など個別国語・英語・情報〜41%
関西学院大兵庫文、法、総合政策など共テ英語+情報などから1〜2教科33%
近畿大大阪文芸、法、経済、総合社会共テ情報などから2〜3教科33%
中京大愛知経済共テ英語+情報などから1〜2教科33%

比重100%の方式は、英語資格を別に活用する形や、情報などの中から1教科だけで合否を決める形です。情報だけで勝負できる反面、取りこぼしの影響もそのまま出ます。

地域別の主な大学

数学なしで情報を使って出願できる大学は、関東が146校と最も多く、近畿79校、東海51校と続きます。各地域で、出願できる方式の数が多い主な大学は次のとおりです。

地域大学数主な大学
北海道・東北46校東北学院大、北海学園大、東北福祉大、北海道文教大
関東146校東洋大、武蔵野大、大正大、桜美林大、獨協大、拓殖大
甲信越・北陸31校新潟医療福祉大、金沢学院大、山梨学院大、金沢星稜大
東海51校愛知大、愛知淑徳大、中部大、日本福祉大、中京大、常葉大
近畿79校龍谷大、近畿大、関西学院大、摂南大、追手門学院大、京都産業大
中国・四国37校安田女子大、徳島文理大、広島修道大、松山大
九州・沖縄48校福岡大、熊本学園大、九州産業大、久留米大

地域は大学の主な所在地で分けています。自分の通える範囲で絞り込むなら、都道府県を選んで探すのが早いです。

文系で情報を選ぶときの注意

一つ目は、情報にも数学的な考え方が出てくることです。プログラムやデータの分析、確率の問題などは、計算よりも「手順を追う力」が問われます。数学が苦手でも解ける人は多いですが、模試や過去問で実際に点数が取れるかを確かめてから決めましょう。

二つ目は、共通テスト利用でも、大学で英語などの試験を課す「併用型」があることです。共通テストだけで済むと思っていると準備が足りなくなるので、方式ごとの科目を確かめてください。

三つ目は、国公立と併願する場合です。国公立大学は文系でも数学を課すことがほとんどなので、数学を完全に捨てると選択肢が狭まります。私立専願かどうかも含めて、早めに方針を決めておくと安心です。

入試の内容は変更されることがあるので、出願の前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

まとめ

数学が苦手な文系の人にとって、情報Ⅰは私立大学受験の「もう一つの武器」になります。数学なしで情報を使って出願できる私立大学は422校あり、その半分には情報の比重が満点の半分以上になる方式もあります。

自分の科目の組み合わせでどこに出願できるかは、各大学の学生募集要項で最新の配点と方式を必ず確認しましょう。

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