共通テストの情報Iを受験する皆さん、勉強は順調ですか?
プログラミング分野の問題を見て、こんなふうに感じていませんか。
「日本語で書いてあるはずなのに、なぜか頭に入ってこない…」
「数学は得意なはずなのに、変数の動きが追えない…」
読めないのは、「読み方のルール」を知らないだけです。
この記事では、共通テストのプログラミング問題で使われる「共通テスト用プログラム表記」を、確実に読み解くための3つのコツを紹介します。
これを知っているだけで、プログラムの見え方がガラッと変わりますよ。
その1:「=」は「等しい」ではなく「入れる」!

まず、数学好きな人ほど引っかかるのがこれです。
x = x + 1
これを見た瞬間、
0 = 1?ありえない!
と混乱してしまう人が多いです。
ですが、情報のテストにおいて「=」は「等しい」という意味ではありません。
情報のテストにおいて、「=」は「代入」を意味します。
- 右側(x + 1): 計算をする場所
- 左側(x): 結果を入れる箱
- 「=」:計算した結果を箱に入れる
つまり、「今のxに1を足して、その結果をxに入れ直す」という意味です。「等しい」ではなく「値が入れ替わる」と読んでください。
その2:頭の中で計算するな!最強の武器「トレース表」を書こう
プログラムが読めない人の9割は、「頭の中だけで変数の値を追おうとしてパンク」しています。
- 今の i はいくつ?
- 合計 goukei は増えた?
- 配列の何番目を見ている?
これを同時に覚えるのは無理です。だからこそ使うのが トレース表 です。
【トレース表の書き方】
- 問題用紙の余白に、変数名(i, k, goukei など)を書く
- プログラムを1行読むごとに、変化した値を書く
- 古い値は消さず、二重線で消す(履歴を残す)
これだけで、うっかりミスは減らせます。

書かない人から間違える。これは本当に断言できます。
その3:最大の落とし穴!配列の添字は0?1?
配列問題で、一番失点しやすいポイントです。配列の添字が0から始まるのか、1から始まるのか確認していますか?
共通テスト用プログラム表記では、特に説明がない場合、配列の添字は0から始まります。 ただし問題によっては、「添字は1から使う」と指定されることがあります。問題文の指定を、必ず先に確認してください。
具体例で確認
要素数が N = 5 の配列 Data の場合:
0始まり
- 添字:0, 1, 2, 3, 4
- 最後の要素:Data[4](= Data[N-1])
1始まり
- 添字:1, 2, 3, 4, 5
- 最後の要素:Data[5](= Data[N])
この 「1つのズレ」 が命取りになります。
例えば、Data = [5, 4, 6](N = 3)を0始まりで扱うとき、
i を 0 から N まで 1 ずつ増やしながら繰り返す: ←誤り
と書くと、最後の周でData[3]という存在しない要素を読もうとします。正しくはN - 1までです。

対策:境界値チェック
- 問題文やコードから配列の定義を見る(Data[0]?Data[1]?)
- ループの最初の周と最後の周の値を必ず確認する
この癖をつけるだけで、得点がアップします。
まとめ
DNCL攻略のカギは、以下の点に気をつけて解くことです。
- 「=」は代入と思うこと。「右を計算して左の箱に入れる」と読む。
- トレース表を書いて、手で値を追うこと。
- 添字は原則0から。問題文の指定とループの端っこを必ず確認すること。
この3つを意識して取り組んでみてください。今まで「なんとなく」解いていた問題が、くっきりと意味を持って見えてくるはずです。共通テスト本番、冷静に、確実に点を取ってきましょう!
応援しています!


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