【2026共通テスト情報Ⅰ 第3問解説】プログラミング満点を取るための論理的アプローチ|待ち時間シミュレーション完全攻略

【2026共通テスト情報Ⅰ 第3問解説】プログラミング満点を取るための論理的アプローチ|待ち時間シミュレーション完全攻略 過去問解説

2025年度共通テスト「情報Ⅰ」第3問は、プログラミングが苦手な人ほど差がついた問題でした。
テーマは文化祭のゲームコーナーの「待ち時間」をシミュレーションするプログラム。

一見すると難しそうですが、実はやっていることはシンプルです。
現実の流れをそのまま数式とプログラムに落とすだけ。

この記事では、

  • 問題文が言っている「現実のルール」を整理
  • それをどうプログラムに変換するのか
  • なぜその書き方が最適なのか(アルゴリズム)

を、高校生向けに一つずつ丁寧に解説します。


1. まずは状況整理|この問題でやっていることは何?

この問題は、文化祭のゲームコーナーに来るお客さんの流れをシミュレーションしています。

大事な時刻はこの3つだけ。

名前意味
到着時刻列に並んだ時間
開始時刻ゲームを始めた時間
終了時刻ゲームが終わった時間

ここから、最重要公式が生まれます。

待ち時間 = 開始時刻 − 到着時刻

これがわからなくなると、全て崩れます。
逆に言えば、これさえ理解できれば半分勝ちです。


2. 図を見て手計算する|アルゴリズムの正体をつかむ

プログラムを書く前に、必ずやってほしいことがあります。
それは 「図からルールを見抜く」こと

ガントチャート(図1)を見ると、客がゲームを始められる時刻は次のどちらか遅い方です。

  • 自分が到着した時刻
  • 前の人が終わった時刻

つまり、こうなります。

開始時刻 = 最大値(到着時刻, 前の人の終了時刻)

これがこの問題のアルゴリズムです。


空欄ア・イ・ウを計算してみよう

【2026共通テスト情報Ⅰ 第3問解説】プログラミング満点を取るための論理的アプローチ|待ち時間シミュレーション完全攻略
  • 3人目(ア)
    到着4分、前の終了6分 → 開始6分 → 終了9分
  • 5人目(イ)
    到着11分、前の終了13分 → 待ち時間2分
  • 6人目(ウ)
    到着12分、前の終了16分 → 待ち時間4分

手で追える人は、プログラムでも必ず追えます。


3. プログラム解説|配列と添字が分かれ道

図2のプログラムでは、客のデータを配列(リスト)で管理しています。

ここで混乱する人が多いポイントは 添字(インデックス)

  • i → 今の客
  • i-1 → 一つ前の客

これを間違えると、全てズレます。


空欄の正体(ここは暗記じゃなく理解)

【2026共通テスト情報Ⅰ 第3問解説】プログラミング満点を取るための論理的アプローチ|待ち時間シミュレーション完全攻略
  • 開始時刻 Kaishi[i] = 最大値(Touchaku[i], Shuryou[i-1])
  • 終了時刻 Shuryou[i] = Kaishi[i] + taiken
  • 待ち時間 Machi[i] = Kaishi[i] - Touchaku[i]

「式に意味がある」ことを意識しましょう。
覚える必要はありません。導けるようになることが大事。


4. 問3の本質|計算回数を減らす思考(アルゴリズム)

問3は、体験時間を1〜15分まで変えながら、

最長待ち時間が10分を超えない最大値

を探す問題です。

ここで重要なのが 「無駄な計算をしない」 発想。


なぜ途中で止めていいの?

体験時間が長くなるほど、待ち時間は増えます。
つまり、10分を超えたらそれ以上調べる意味はありません。

この考え方が アルゴリズム的思考 です。


修正後プログラムの考え方

【2026共通テスト情報Ⅰ 第3問解説】プログラミング満点を取るための論理的アプローチ|待ち時間シミュレーション完全攻略
  • 空欄[シ]: saichou < 10
  • 空欄[ス]:
    初期値は繰り返しの前で設定する
  • 空欄[セ]:
    taikenは、外側のループで一つずつ増やす
  • 空欄[ソ]:
    実行回数は 5回(1〜5分まで)

ここが分かる人は、プログラミング問題で必ず強いです。


5. まとめ|満点を取るために絶対外せない3つ

【2026共通テスト情報Ⅰ 第3問解説】プログラミング満点を取るための論理的アプローチ|待ち時間シミュレーション完全攻略

この問題の核心は、次の3点です。

① 現実 → 数式に変換できるか

開始時刻の決定は 最大値の関数
これは現実のルールそのもの。

② 配列の添字を正確に追えるか

i と i-1 を混同しないこと。

③ 無駄を減らす発想を持てるか

「10分を超えたら終わり」という判断ができるか。


共通テスト情報Ⅰで9割を超える人の思考

満点を取る人は、プログラムを
「暗号」ではなく「現実の再現」として読んでいます。

もし第3問が苦手だった人は、

図 → 数式 → プログラム

この順番で考えるクセをつけてください。
次は必ず読めるようになります。

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