こんにちは!
今回は高校「情報Ⅰ」の授業で必ず出てくる 情報についての重要用語をまとめて解説します。
この記事を読めば、定期テスト前にサッと復習できるはずです。
情報とデータの違いを理解しよう
私たちの身の回りには、ニュースやSNS、教科書などたくさんの情報があふれています。
ここで大切なのが、「データ」と「情報」の違いです。
- データ:まだ整理や意味づけがされていない数字や文字、記号
例:テストの点数、気温の数字 - 情報:データを整理・加工して、判断や行動に役立つ知識にしたもの

情報源とは?
情報源とは、情報のもととなる場所や人、文書などのことです。
例:新聞、テレビ、インターネット、先生や友達の話
情報源の信頼度を意識することが、信ぴょう性の高い情報を得る第一歩です。
情報の3つの特徴
情報には、次の3つの特徴があります。
用語 | 意味 | 例 |
---|---|---|
残存性 | 一度作られた情報が長く残る性質 | インターネットの記事 |
伝播性 | 情報が多くの人に広がる性質 | SNSでニュースが拡散 |
複製性 | 情報を簡単にコピーして共有できる性質 | デジタルデータのコピー |
一次情報と二次情報
- 一次情報:自分で観察・体験して得られたオリジナル情報
例:実験結果、自分で測った気温 - 二次情報:一次情報をもとにまとめたり加工した情報
例:教科書、ニュース記事
一次情報は信ぴょう性が高く、二次情報は情報源や加工方法を確認して信ぴょう性を判断します。
情報の信ぴょう性を見極める
信ぴょう性とは、その情報が正確で信用できるかどうかを示す指標です。
定期テスト対策では、情報源や一次情報・二次情報の種類、情報の特徴(残存性・伝播性・複製性)を確認することで、信ぴょう性を判断する練習をしましょう。
まとめ:定期テスト対策のポイント
- データと情報の違いを理解する
- 情報源を意識して信ぴょう性を確認する
- 情報の特徴(残存性・伝播性・複製性)を整理する
- 一次情報と二次情報の違いを押さえる
この記事を読み直して、スキマ時間に復習してみてください!
練習問題(テスト対策用)
選択問題
1.次のうち、情報にあたるものはどれですか。(すべて選びなさい)
A. 今日の気温「28℃」
B. クラスの平均点は75点、80点はよくできた
C. 「りんご」「みかん」という文字列
D. 今日の最高気温は28℃、熱中症に注意
正誤問題
2.次の文章が正しい場合は○、間違っている場合は×で答えなさい。
(1) 自分で実験して得られた結果は二次情報である。
(2) 教科書に書かれている内容は二次情報である。
(3) ニュース記事は一次情報に分類されることが多い。
用語の意味
3.次の用語の意味として正しいものを選びなさい。
(1) 残存性
A. 情報を広めることができる性質
B. 一度作られた情報が長く残る性質
C. 情報を簡単にコピーできる性質
(2) 伝播性
A. 情報を簡単にコピーできる性質
B. 一度作られた情報が長く残る性質
C. 情報が多くの人に広がる性質
(3) 複製性
A. 情報が多くの人に広がる性質
B. 情報を簡単にコピーして共有できる性質
C. 情報が正確で信頼できる性質
練習問題の答え
- B, D(データは単なる事実(AやC)で、情報は意味づけされて判断に役立つもの(BやD)です。)
- (1) × (2)○ (3) ×
- (1) B (2)C (3) B
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