こんにちは!高校情報科の未来予想図です。
今回は、高校情報Ⅰで習う「情報社会と問題解決」の単元から、テストに出やすい重要語をわかりやすくまとめました。
これを読めば、テスト前の復習もばっちり!
重要な言葉は太字で強調していきます。
情報社会ってなに?
情報社会とは、情報が経済や社会の中心になっている現代のこと。
情報の「集め方」「伝え方」「使い方」がとても重要な時代です。
情報社会の特徴
- 情報の重要性が高い
例:SNSの炎上、ニュースの誤報、データの盗難などが社会問題になる。 - 情報通信技術(ICT)の発展
→ インターネット、スマートフォン、クラウドなどを使って、いつでもどこでも情報を得たり送ったりできる。 - 働き方・生活スタイルの変化
→ テレワーク、ネットショッピング、オンライン授業など、情報技術による変化が日常に。 - 情報の格差(=デジタルデバイド)
→ 情報にアクセスできる人とできない人の間に格差が生まれる。
テストに出やすい重要語一覧
1. 情報(じょうほう)
意味のあるデータ。受け取った人にとって「意味」「価値」があるもの。
2. データ
記録された事実や数値。意味づけされる前の素材のようなもの。
👉 例:「気温35℃」だけならデータ。
「今日は暑い」と判断して初めて情報になる!
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3. 情報社会
情報が大きな価値を持ち、人や社会を動かしている社会。
4. ICT(Information and Communication Technology)
日本語では「情報通信技術」。
👉 パソコン、スマホ、インターネットなどの技術を総称した言葉。
5. AI(人工知能)
人間のように「学習・判断・推論」するコンピュータ技術。
👉 スマホの音声認識、画像検索などに使われている。
6. IoT(Internet of Things)
モノのインターネット。冷蔵庫やエアコンなどがネットにつながること。
👉 例:スマホで家電を操作するスマートホーム。
7. ビッグデータ
膨大な量のデータ。AIや企業がこれを分析して活用している。
8. デジタル化
アナログの情報(紙・音・画像)をコンピュータが扱える形に変換すること。
👉 例:紙の書類をPDFにする。
9. ディジタルデバイド(情報格差)
インターネットやデジタル技術を使える人と使えない人の差。
10. 情報モラル
インターネットやSNSを使うときに守るべきルールやマナー。
11. AR(拡張現実)
現実の世界にデジタル情報を重ねる技術。
👉 例:「ポケモンGO」でカメラに映る現実にポケモンが現れる!
12. VR(仮想現実)
ゴーグルなどを使って完全に仮想の空間を体験する技術。
👉 例:VRゲームやバーチャル旅行などがある。
ポイント:ARは“現実+デジタル”、VRは“仮想の世界”だけ。違いを覚えておこう!
13. Society 5.0(ソサエティ5.0)
日本が提案した未来社会のビジョンで、サイバー空間と現実空間を高度に融合させた社会。
農業・医療・交通など、社会課題をICTやAIで解決していく。
👉 Society 1.0(狩猟)→ 2.0(農耕)→ 3.0(工業)→ 4.0(情報)→ 5.0(超スマート社会)
ポイント:テストでは“どんな社会か”や“4.0までの流れ”が問われることも!
14. 電子マネー
現金を使わず、デジタルで支払える仕組み。
👉 例:Suica(スイカ)、PayPay、楽天Edyなど。
スマホやICカードでピッと決済!
確認問題
Q1. 次のうち、情報社会を説明した内容として適切なものを1つ選びなさい。
ア:インターネットが存在しない社会
イ:情報を上手に使うことが生活に影響を与える社会
ウ:紙に書かれた情報しか使わない社会
エ:人間が情報を作れない社会
✅ 正解 → イ
Q2. ARとVRの違いとして正しいのはどれ?
ア:ARは仮想空間だけで使う技術
イ:VRは現実に情報を重ねる
ウ:ARは現実に情報を重ねる
エ:VRは現実と仮想を同時に使う
✅ 正解 → ウ
おわりに
情報社会を理解することは、これからの時代を生きるうえでもとても大切です。
テスト前にはこのページを見直して、重要語+例でしっかり覚えておこう!
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